ハンドメイド作品の委託販売は、クリエイターが自身の商品を小売店やオンラインプラットフォームなどの販売場所に提供し、販売代金の一部を手数料として支払う仕組みです。今回は、ハンドメイド作品の委託販売の一般的な手順を説明します。
①委託販売先の選定
自身のハンドメイド作品を販売したい小売店やオンラインプラットフォームを探しましょう。委託販売先は、自身の製品とコンセプトがマッチするかどうか、販売手数料や販売条件なども考慮し、選ぶ必要があります。
②応募や申し込み
選んだ委託販売先に応募や申し込みを行います。オンライン上での応募フォームの提出や直接連絡をして申し込みをします。
➂サンプルの提出
委託販売先が応募を受け入れたら、サンプル作品を提出します。この時、作品の詳細や写真、価格などを提示します。
④販売契約の締結
委託販売先との間で販売契約を締結します。契約内容には、売上金の支払い方法、返品や交換に関する規定、販売期間などが含まれます。契約書には、双方の同意が明確に示されていることを確認しましょう。
⑤作品の配送や納品
作品の配送や納品の手続きを行います。委託販売先に受取日時や、梱包やラベル付けの意向や決まりなどを確認し、発送、納品をします。
⑥販売と報酬の受け取り
作品が委託販売先で販売されると、売上金額から手数料が差し引かれ、クリエイターに報酬が支払われます。報酬の支払い方法や頻度は、契約書や委託販売先との合意に基づいています。一般的には、定期的な報酬の支払い(月末など)や、一定の売上金額に達した時点での支払いなどがあります。
⑦在庫管理と補充
委託販売先での作品の在庫管理や補充にも注意が必要です。在庫がなくなった場合や、新しい作品を追加したい場合には、委託販売先と連絡を取り、必要な手続きを行いましょう。
⑧プロモーションとマーケティング
委託販売先が販売を行っている間も、自身の作品のプロモーションやマーケティング活動を継続することが重要です。SNSやウェブサイト、ブログなどを活用して、自身のハンドメイド作品の魅力や特徴を積極的に発信しましょう。
⑨モニタリングと報告
委託販売先での販売状況をモニタリングし、売上や在庫などのデータを定期的に確認しましょう。必要に応じて、委託販売先への報告や連絡を行い、相互のコミュニケーションを維持すと良いでしょう。
まとめ
以上が一般的なハンドメイド作品の委託販売の手順です。店舗型の委託販売は作品を預けておくことで、梱包や発送までしてもらえます。特に仕事で忙しい方にとってはメリットが大きいのではないでしょうか、、、。
◆ハンドメイド販売をしたいけど、どこで販売したら良いか分からない
◆IT系(ネット販売)に自信がない
◆平日は仕事で発送作業ができない
そのような方にもおすすめの販売方法です!!
最近ではカフェや美容室の1部スペースで委託販売を受け入れていることもあります。
是非参考になさってくださいね。